こんにちは。
パーソナルトレーナー日比です。
成長ホルモンが通常より何倍も出るという
加圧トレーニングと同じようなベルトを巻いて行う
BFR(Blood Flow Restriction:血流制限)トレーニング
というものがあります。
原理は同じなのですが少しやり方が違っています。
設定圧の違い
加圧トレーニングでは腕や脚の付け根にベルトを
200mmhg~300mmhgという圧を加えて巻きます。
このmmhgという単位は血圧測定のときに使うものと同じです。
自動で血圧を測定する機械に腕を入れて
スイッチ入れると腕が締め付けられますよね。
スイッチ入れてグワーンと締め付けて
最大になった時が約300mmhgという圧です。
一方BFRトレーニングでは、80mmhg~150mmhgと抑えた圧に設定します。
血圧計だと締め付けがだんだん緩くなって解除される手前が80mmhgほどでしょうか。
強く巻くとトレーニングは当然きついです。
それに点状出血という皮下出血のリスクや
血栓症のリスクも高くなります。
BFRトレーニングでは80mmhgという弱い圧でも
トレーニング効果は変わらないことが研究の結果分かっています。
BFRトレーニングは点状出血や血栓症のリスクを抑えながら成長ホルモンを出すには最適のトレーニングと言えます。