今週に入って雪が舞う寒さになりましたが、元気でお過ごしでしょうか?
冬は寒いからと言って運動をしないと不調の原因になることがあります。
筋トレなどのトレーニングは、冷えや肩こりの解消だけでなく、同時に食事を見直すことで乾燥肌や冬季うつの改善にも効果が期待できます。
冷え・肩こりは、脚・背中・お尻などの大きな筋肉トレーニングで解消
女性は肩こりでお悩みの方が多くいらっしゃいます。
トレーニング中のお客様を見ていると、よく肩を上げているのを見かけるのですが、無駄に力を入れて肩が疲れるのが分かります。
ストレッチで肩を解したら、背中・お腹・お尻などの体の中心から力を使えるようにトレーニングすると、肩こりの原因が解消できます。
さらに、脚や胸の大きな筋肉を使うトレーニングで、全身の血流がよくなると冷えの改善が期待できますので、筋肉の少ない女性におすすめです。
乾燥肌・冬季うつには、たんぱく質を食べて改善
空気が乾燥してくると、お肌の乾燥も気になるかもしれません。
保湿クリームなどでの外からのケアも大事ですが、肌の材料の補給も必要です。
肌の栄養は、たんぱく質だけでなく、ビタミンCや前回の記事で紹介した鉄も必要です。
秋から冬は日照時間が短くなることで、冬季うつになることがあります。
これは体内の神経伝達物質セロトニンが減少するためで、精神の不安定や不眠症などを引き起こします。
対策としてジョギング、サイクリング、ダンスなどのリズム運動をするとセロトニンが増やせます。
もちろんトレーニングでも反復動作が多いのでリズム運動ができているはずです。
運動をすると気分がスッキリする、というのはセロトニンが増えて精神が安定するという仕組みが分かりますね。
セロトニンの材料になるトリプトファンもタンパク質から摂取できます。
ダイエットにもタンパク質は欠かせませんので、毎食20gを目標に意識していきましょう。
トリプトファンが体内でセロトニンに変化するには、ビタミンB6などのビタミンが必要です。
ビタミンBは、ササミ・バナナ・ナッツ類・のり・サツマイモなどに多く含まれますのでメニューに取り入れてみて下さい。
トレーニングと食事改善で体質改善・ダイエットをされたい方は、カウンセリング・体験へどうぞ。
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